初めてフィリピンのセブ島に行ってみて得た知見と反省【経験としてはあり】

その他

人生で初めて、フィリピンのセブ島に渡航した際に学んだ事と反省を語ろうと思う。フィリピンは俺の2か国目の国となり、少しは海外慣れをしていたつもりではいたが、やはり失敗や反省点は多かったと思う。そんな感じで、得た学びと失敗というのを共有し、少しでも参考になっていただけるとありがたい。

初海外には割とおすすめ

フィリピンは日本からの距離と物価の安さから割と初海外にもおすすめはできる。治安も最低限対策していれば、そこまで悪くもない。ただ、フィリピンは特別何か有名なものがあるわけもないし、飯もいまいち。ただ海外という異国の雰囲気に触れることはできる。

仕事が遅い

現地の労働者は仕事が遅いと感じた。主にレジ。コンビニにしろスーパーにしろとてつもなく遅い。特にショッピングモールの大型スーパーのレジは本当に長い。下手すればレジに並んでから会計するまで20~30分くらいはかかる。しかも多くのお客さんが、コストコ並みに爆買いしている人が多いので余計に時間がかかる。恐らく人件費が安いから自動化が進まないのだと感じる。

交通インフラが未熟

途上国というのもあり、まだまだ交通インフラが未熟だと感じた。更に、その交通インフラが交通の需要に追い付いてしない感じがした。そういうことなので、信号機も少なく鉄道網もなく、街は渋滞が深刻化している。特に朝と夕方。その上運転マナーも悪く譲るとかいう概念がないので、信号機のない交差点は車で溢れている。詳しくは以下の記事へ。

日本の夏よりは快適

フィリピンの夏は、体感的に日本の夏よりは過ごしやすい。日本の夏は最高気温が35度以上を越える事が多いが、フィリピンの夏は高くても33度くらいなので、思いの外は過ごしやすい。更に、日本みたいに一日中雨ということもなく、降れば割とすぐ止む。ただし、室内はクーラーが効きすぎていることが多いので、体温調節に気を付ける必要がある。

やっぱ腹は壊す

フィリピンに行くとお腹が痛くなると言われるが、これは本当である。実際自分もお腹痛くなったし、自分の周りの人も例外なくほとんどの人がお腹を壊していた。こうしてみると、日本はとても衛生的な国なのだと感じた。対処方法としては、ヤクルトを1日1本飲めば、マシになる。

格差がすごい

フィリピンは実はかなりの格差社会かつ貧しい国。実際多くのスラム街が存在し、街を歩いていたら物乞いにも遭遇したこともある。特に格差を示しているのがモールであり、生活が困窮していそうな人は見当たらない。なぜなら、モールの商品は高く貧困層の人には手が届かないものが数多くあるからである。モノによっては日本と変わらないものもあるが、フィリピン人の平均年収(2023年のフィリピン人の平均年収は3,868$≒60万円)を考慮すると普通に高価なものしかない。                 

参考資料:Globalnote、2023年の一人当たりの名目GDP

クレカの支払い最低金額

まだ、両替もしていないときにクレジットカードで買い物をする予定だったが、100ペソ以上でないとクレジットカードが使用できないといったお店が数多くある。日本では加盟店規約違反になるが、フィリピンにはそんなものはないと思うので、しばし困った。基本的にはカードで支払った方がお得だが、このような事態に備えてやはり現金は必須。

意外と多くの国際ブランドが使える

海外では、VISAかMastercard以外あまり使えないと聞いたことがあるだろう。それは間違ってはいないが、フィリピンでは意外とJCBやAmericanExpressといった少々マイナーなブランドも利用できる。JCBとAmexは割と旅行に強いカードなので持っていて損はない。もちろん、予備でVISAやMasterも持っていくこと。

海外キャッシングの年齢制限

海外キャッシングで現金を調達する予定であったが、まだ未成年というのもありキャッシングができないという事実を渡航してから知った。未成年で海外に行く人は少なからず知っておいた方が良い知識である。

歩行者への配慮がない

場所にもよるが、基本的にセブ島は歩道が少なく、横断歩道も歩道橋もない。なので、もし道を渡りたければ、強引に渡る以外は方法はない。言い換えれば、命がけで渡らなければならない。加えて、歩行者優先という概念もないので、横断するのが難易度が高い。

マッサージがお得

フィリピンに限らず東南アジアはマッサージが有名である。その上、フィリピンのマッサージはとても安い。実際、1時間の全身マッサージが約500~800円程であり、日本のマッサージの相場を考えるとかなり安い。その上、マッサージのレベルも高いので、旅の疲れを癒すのに最適である。

日本はまだまだアジアの先進国

よくネット上で、「日本はもう先進国ではなく、東南アジアが日本を上回りつつある」という日本悲観論を目にするが、その論理は現実とは少し異なると感じた。というのも、多くの語学学校の先生たちが「日本の賃金が高いから、日本や韓国、台湾など給与水準が同等の国で働きたい」と話していたからだ。それを聞いて、日本はまだアジアの先進国としての地位を確固たるものにしているのだと再認識した。

日本の過剰なサービスは見直すべき

海外に行くとつくづく思うのことは、日本はとても便利な国ということ。店員の接客態度も良いし、無料で良質なサービスを提供してくれる上になんでも揃っていて、夜遅くまで営業しているところが多い。でも、そこまでサービス精神を全開にしなくても良い気もする。日本ほど客をもてなそうとすると、労働者側と経営者がただただ疲弊するだけのような気もしてきた。

反省

海外ローミングで高額請求

esimを購入して現地でネット回線を開通させる予定だったが、何かの勘違いでesimがアクティベートできておらず、気づかないまま海外ローミングしてしまった。おかげでデータ通信量が7万を越える羽目となった。主回線と副回線の切り替えが適切に行われていたか確認したほうが良い。

常備薬不足

渡航先で体調崩すことはあまりないだろうと思って、胃腸薬や酔い止めを少量しか持っていかなかったが、普通に体調崩した。当たり前のことかもしれないが、常備薬はこれでもかってくらい持っていくと良い。

円建て決済

店舗でクレジットカードを利用するときや、ATMでお金を引き出すときに現地通貨か日本円で決済するか尋ねられることがあるが、自分はすべて円で決済してしまった。この場合は断然現地通貨建ての方が良いが、当時は知識がなかったので円を選んでしまった。もし海外で、先ほどの選択肢を迫られた場合は、絶対現地通貨で払うことを推す。

海外事務手数料

日本のクレジットカードを海外で利用すると海外事務手数料というのがかかる。しかし、これはカード会社によって異なる。ほんの数%の違いではあるが、チリも積もれば山になるので、できるだけ手数料低いカードを海外に持っていくことを勧める。それでも、現金の手数料よりかははるかに安上がりである。

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