1ヶ月留学して学んだフィリピンのセブ島の生活環境。物価や治安など解説。

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1ヶ月フィリピンのセブ島に滞在していた時の生活環境を包み隠さずに述べようと思う。フィリピンは途上国というのもあり、物価水準が日本よりも低い傾向にある。が、その反面生活のインフラが未熟というのもあり、良し悪しがあるといった感じ。今回は、そんなフィリピンのあらゆるところの環境を網羅しようと思う。

物価

物価水準は、国の良し悪しを決める際に多くの人は参考にする指標だろう。基本的にはフィリピンは物価が安い。特に、人件費が安いので、マッサージがめっちゃ安い。一時間の全身マッサージで約800円程。多少は豪遊できる。ただ、フィリピン国産のサービス、製品は基本的には安いが、外資系の製品は基本的には高い。下手したら日本よりも全然高い。

治安

ここからは、セブ市の治安について自分の経験談を基に語ろうと思う。渡航を考えている方は、少しでも参考にしていただきたい。結論から言うと、必要最低限の対策を取れば、問題はない。

スリ、窃盗について

実際、自分はスマホやカード類などを普通にポケットに入れて歩いていて盗られたことはことはなかったが、今考えてみるとかなり軽率なので、最低でも、前掛けのかばんの中に入れるべきだろう。

野良タクシー

これは、海外渡航時では常識的な話ではあるが、基本的には野良タクシーの利用は避けるべきだろう。法外な金額を請求されたり、別の場所へ連れていかれる可能性があるからだ。基本的には移動はGrabが好ましい。

危険スポット

セブ市にはいくつか危険スポットがある。特に、地元の人でも近づかないところがあり、それは「マンゴーストリート」というところである。自分は行ったことはないが、行かないに越したことはないだろう。後は、スラムなども避けた方が良い。以下の地図が、マンゴーストリート周辺である。

銃社会

フィリピンは言わずとも知れた銃社会である。セブ市に滞在していた間は、特に銃声などは聞かなかったが、普通に宝石屋が銃で強盗された事件も普通に発生している。実際、自分の語学学校の先生の友達の親が、家に入ってきた強盗を銃殺したという話をしてきたので、フィリピンでは銃は身近な存在なのだろう。

昔に比べれば大分マシ

上の画像の人物が分かるだろうか?2016年から2022年の間にフィリピンの大統領を務めたドゥテルテ大統領である。彼は、麻薬の売人を自分の手で殺すなどと発言した少々過激な大統領であった。彼の政策として麻薬組織などの撲滅を図ったことにより、フィリピンの治安はかなり改善したそう。実際に、自分の語学学校の先生もそう言っていた。

外務省の危険度レベル

下の画像は、2024年12月時点での、外務省のフィリピンの危険度レベルである。全土にレベル1が出ているという事実を考えると、決して安全な国とは言い切れないのだろう。ちなみに韓国や台湾、ベトナムなどはレベル0。特に、南の方はイスラム過激派がテロなどを起こしているらしいので、危険度はかなり高い。以下に、在セブ日本領事館の安全対策の手引きみたいなものもあるのでそちらも参考に。

トイレ事情

フィリピンのトイレ事情ははっきり言っていいものではない。まあ、日本のトイレが素晴らしすぎるというのもあるが。トイレの水の勢いは弱く場所によっては、便座すらない。男性は、特にそこまで問題ではないと思うが、女性にはちょっと辛いものであろう。

交通事情

途上国というのもあって、交通インフラの未熟さが、目立つ。なので、信号機や横断歩道もないので、朝や夕方の通勤時間は渋滞がかなりひどい。しかも、鉄道網が一切整備されていないので、移動手段が自動車に限られる。セブ市は、フィリピンの第二の都市なのにも関わらず、この有様である。渋滞時はバイクタクシーを使うことを強く勧める。

気候

フィリピンは熱帯雨林気候というのもあり年中暑く、降水量も多い。自分は8月に滞在していた。でも、日本の夏の暑さ程ではないような気がした。日本みたいに一日中雨ということもなく、基本的に数時間たてば雨は止む。もちろん南の気候なのでスコールは当然のようにある。スコールの時はとてつもないほど大雨で、スコールが終わると、街は浸水する。下が、セブ市の雨温図である。

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街の清潔さ

正直言って、街はあまりきれいではない。そこら中にゴミが散乱している。そのせいでにおいもきつい。自分はあまりにおいが敏感ではないので、そこまでストレスにはならんかあったが、他の人は、かなりきつそうだったのが記憶にある。しかも、ハイブリッドカーなども普及していらず、バスの排気ガスもかなり濃いので、肺にダメージを蓄積しているような気がする。あと、フィリピンはそこら中に野良犬がいるので細心の注意を払わなければならない。

ここまで記事を書いて、あまり良い話題がなかったので、少しポジティブな話をしようと思う。結論から言うと、セブ島は海がとてもきれい。都市部はそこまできれいではないが、少し離れたところに行くと、上の画像のような海が見れる。ちなみに上の画像は一切加工していない。

水道水

フィリピンの水道水は本当に口にしない方が良い。うがいなどをするときでも、ミネラルウォーターなどきれいな水を使うことを本当に強く勧める。途上国ということもあり、あまり衛生的でない。避けられるのであれば、避けた方が良い。

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