海外に行くときは、誰もがクレジットカードを発行して持っていくだろう。この記事で知っておいてほしいのは、クレジットカードはただの決済手段ではないということである。使い方次第では、かなり賢く旅行することが可能となる。海外でカードを使いまくった自分なりに今回は、あった方が良いと持った知識を書いてく。
おすすめクレジットカード
一つ海外旅行でおすすめの年会費無料のクレジットカードを紹介しようと思う。それは、エポスカード一択である。年会費無料で保険の内容が充実している。
各国際ブランドの特徴


クレジットカードの券面には必ず上の写真のいずれかのロゴや文字があるだろう。それは国際ブランドといって、簡単に言えば決済ネットワークである。DISCOVERとUnionPayはマイナーすぎるので割愛させていただく。
VISA、Mastercard


基本的には、VISAかマスターのどちらかがあれば問題はない。基本的にはVISAが使えればMasterも使える。もはや必需品ともいえる。おすすめは、VISA。なんたってシェア率世界一なのが、素晴らしい。
JCB,AmericanExpress,DinersClub


以上の3つのブランドは、国際的なシェア率はかなり低め。あくまでサブカード的な立ち位置がよろしい。けど、JCBは、韓国や台湾やグアムなど比較的日本人観光客が多めの所であれば、割と加盟店の数は多い。上記のブランドのカードは、旅行特典が豊富なので飛行機のマイルが貯めやすかったり、ラウンジが利用できたりするので、持っておいて損はない。
海外旅行保険


クレジットカードには基本的には旅行保険が付帯している。短期の旅行であればカードの保険で事は足りる。しかし、いくつか細かい点や注意点があるのでそこだけは確認しておくべきだろう。
利用付帯と自動付帯の違い
カード会社によって、保険の適用条件が2種類あり、それは利用付帯と自動付帯の2つである。自分のカードがどちらに該当するか必ず確認してほしい。
利用付帯
利用付帯は、飛行機代など旅行にかかった費用を事前にカードを決済しているときに、適用できる条件のことである。利用付帯は、基本的に飛行機代や空港までの交通費をカードで決済していればOK。
自動付帯
自動付帯は、カードを使っていなくても保険が適用できる。自分が持っているカードが利用付帯か自動付帯かは、必ず確認したほうが良い。お守りのようなものだと思えばOK。
補償内容
適用条件の他にも補償内容も確認したほうが良い。例えば、下のグラフはエポスカードの補償内容の例である。
傷害死亡・後遺傷害 | 最高3,000万円 |
傷害治療費用 | 200万円(1事故の限度額) |
疾病治療費用 | 270万円(1疾病の限度額) |
賠償責任(免責なし) | 3,000万円(1事故の限度額) |
救援者費用 | 100万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
携行品損害(免責3,000円) | 20万円(免責3000円) |
主に大事なのは、携行品損害と、傷害治療費用と疾病治療費用である。
携行品損害


携行品損害は、旅行中に自分の身の回り品(例えば、スーツケースやスマホ)などに有効な保険である。例えば、現地でスマホを壊して修理した場合は、免責の3000円を払えば、修理金額すべてを負担してくれる。所持品の破損以外にも、航空会社に荷物をなくされたときにも利用できる。請求するときは、何かしら証明となるものを持つ必要がある。
疾病治療と傷害治療


疾病治療は主に感染症などの病気に適用できる保険である。傷害治療は怪我をしたときに適用できる保険である。もちろんのこと、保険を利用するのであれば、治療証明書をもらわなければならない。
渡航先


海外旅行保険に入るかの判断は、渡航先と滞在日数で決めるべき。滞在日数が短く、医療費もそこまで高くない国であれば、カードの保険で十分ではあるが、アメリカのような医療費がとても高い国や留学などの長期の滞在であれば、外部の海外旅行保険に入ることを強く勧める。カードの保険だけでは賄いきれないからである。
海外キャッシング


クレジットカードにはキャッシングという利用限度額を現金化してお金を借りることができる。キャッシングの利点としては、ATMでそのまま現地の通貨を引き出すことができ、場合によっては現金の両替よりもお得になる。現金が必要な度にお金をおろすことができるので、常に大金を持ち歩く必要もなく、かなり安全でもある。更に、クレジットカードのみならず、キャッシュカード機能付きのデビットカードであれば、日本の普通預金を現地通貨として引き出すことも可能。しかし、いくつか注意点がある。JCB公式が詳細な説明をしているので、そちらも参考に。
国際ブランド


どのATMもすべての国際ブランドに対応しているわけではないので、使用する際は、ATMに貼ってある国際ブランドのステッカーをよく見る必要がある。
利用限度額が減る
海外キャッシングは、ショッピング利用枠を利用しているので、使いすぎると、限度額が減る。なので、限度額に余裕がないのであれば、使用を控えた方が良い。
20歳未満はできない
海外キャッシング枠は、二十歳を越えないと、基本的にはどのカードもそもそもキャッシング枠を設けることすらできない。自分もそれで、少々困った経験をしたことがある。
そもそも海外キャッシング枠が設定できないカードもある
一部のクレジットカードは、海外キャッシング枠がない。自分が知っている限りは、三井住友カードのOliveフレキシブルペイとセゾンカードのセゾンカードパールアメリカンエキスプレスカードにはない。
Oliveフレキシブルペイのレビューもしているので、良かったら参考に。
現金よりもお得
クレジットカードの利点としては、現金よりもはるかにお得ということだ。空港や街中の両替所では、5%~10%程手数料がかかるが、クレジットカードの手数料は高くても3%程というのを考えると、かなり安い。クレカの手数料は海外事務手数料と言い、カード会社によっても異なる。また、カード会社によっては、手数料がかからない物もある。
現金よりも安全


現金は落としたら返ってこないが、クレジットカードは落として第三者に不正に使われても、カード会社に連絡すれば返ってくることが多い。これは大きなメリットであろう。
注意点
もちろん、すべてが万能という訳ではないので、気を付けるべきことがいくつかある。
スキミング


スキミングとは、不正な電波を利用して、カードの情報を抜き取ることである。日本ではほぼないが、割と海外ではまだスキミング被害が残っている。主に、治安が悪そうな地域なATMにスキマーと呼ばれるスキミングする機会が仕込まれていることもあれば、通行人がスキマーを持ち歩いているケースもある。不安であれば、スキミング防止の財布などを買うと良い。
現地通貨建て
現地でカード決済する際に必ず聞かれることでもないが、まれに現地通貨で支払うか、円建てにして決済するか、選択を迫られる時がある。結論から言うと、この場合は必ず現地通貨で払うこと。理由としては、現地通貨建てだと、カード会社が設定する手数料(主に2%前後)で支払うことになるが、円建て決済の場合、加盟店側が独自に決めた手数料(基本高め)で払うことになる。これは、現地でATMを使う際にも、選択が迫られる。
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